『風習の意味を知る』

2015-01-06 8:30|記事一覧

年末の大晦日には年越し蕎麦を食べていると思いますが、なぜ12月31日にお蕎麦を食べるようになったのかが気になりましたので調べてみました。

まずその起源は、江戸時代の中頃に遡りますが、月の末日に蕎麦を食べる三十日蕎麦という習慣があり、これが転じて大晦日だけに食べる年越し蕎麦になったと考えられています。当時の江戸では脚気(かっけ)という病気が流行しており、「そばを食べている人は脚気にならない」という巷説がありました。それは本当で、脚気はビタミンB1の欠乏によって心不全と末梢神経障害をきたす疾患なのですが、江戸時代に入ってから、主食のお米が玄米から白米になった為、ビタミンB1を摂取できなくなり、脚気が流行してしまったそうです。つまりお蕎麦にはビタミンB1が豊富に含まれている為、脚気の予防につながったという訳です。

このように年越し蕎麦には縁起を担ぐ以外にもきちんと意味があり、健康的に理にかなっていたのだと知りました。そして昔から続いている風習には生活に役立つ知恵がたくさん詰まっていて、それを習慣化する事で深い意味を知らなくても、人々が決まった季節に決まった行事をする事で、より良く暮らせるようになっていたのだと気付きました。

同じように仕事上でもマニュアルや手順は決まっていて、私達はその結果をきちんとこなす事ができれば、上手く仕事は回っていきます。しかしそこに至るまで工夫されてきた課程を知り、業務のルーツをたどる事で理解を深め、ひとつひとつの仕事への取組みをしっかりとできるようになるのではないかと思いました。

監査担当者 W.T

 

 

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